MONOLOGUE

時と、言葉と、心模様

昨日今日と横浜はよく晴れています。

が・・・これがとっても風が強くて笑

足に絡まりつくスカートに四苦八苦しながら愛犬と公園をひとまわりしてきましたが、果たして犬はこの風は平気なのかしら?

いつもと変わらぬゴキゲンな様子でした。

一方で私はというと、帰宅後に一気に花粉症の症状がではじめ、くしゃみ、鼻水がとまりません。

ぐすん・・・

春ですね。

さて、先日まで開催しておりました
言育オープンサロン

ご参加くださった皆様、お心をお寄せくださった方々、本当にありがとうございました。

正直なところ何をやるのかわからない抽象度の高いご案内だったと思うのですが、ピンときてお越しくださった方々とご一緒させていただけましたこと、とても嬉しかったです!

今回のテーマは「時のおくりもの」と題しお届けしましたが、ご一緒する2時間余りのなかで、ご自身の中にある「とき」を旅する、とでもいうのでしょうか。

「あの日の自分」と「いつの日かの自分」

両方を眺めていただけたらいいな、と考えていました。

それは分かりやすく表現すると「過去」「未来」という別の言葉になってしまうものですが、いくつかの問いを立て皆でその解を分かち合っていくと、決して「別のもの」にはならないのですよね。

今、目の前にいてお話しくださる方

その内側には過去も・未来も、すでに同居しているような・・・少女・少年の姿も、齢を重ねた姿も、両方すでに内含されているというのかしら。

今という点の連なりが見せてくれるものを感じさせられる時間だったように思います。

そうそう、もうひとつ。

今回改めてこういうクローズドな空間で語られる言葉の愛おしさを感じました。

ご参加くださった方の本当に大切なもの、ワンシーンをそっと見せていただいた感覚がありましたが、ここで語られた言葉には取り繕ったものや鎧を被せたもの、ショーケースに入れられたものはなにもなく、ただただ正直だったように思うんです。

だからすっと入ってくるし、やわらかな分かち合いが生まれる。

そういうものに触れさせていただけたことが、何よりも嬉しく感じられました。

津々浦々から集まって、ひとときを終えるとまたそれぞれの暮らしに帰っていく。
胸に確かな余韻だけが残っている。

これからもそういう場づくりをしていきたいと思っています。

言育サロンのレギュラー企画は3月から走っていきますが、また機が熟したタイミングで、オープンな場を作っていこうと思います。

直接お顔合わせられるような場づくりもできたらいいなぁ。

ふっと現れて催して、気がつくとまた潜っていく。そういう佇まいでやれたら最高ですね。