WORKS

萩原京ニ様|パーソナルHPプロデュース

著者の萩原京二先生と初めてお目にかかったのは、10ヶ月ほど前のことです。

側近をなさっている方がVision Bridgeの手がけた作品を目に留め、お声かけくださったことがきっかけでした。

「長年お世話になっている”萩原京二”という著者さんがいて、先生のこれからを見据えてブランディングを再構築したいんです。提供するサービスも、メッセージの届け先も変化しつつあるのでそれを可視化したいと思っています」

そう前のめりにお話しくださった、そのご様子がとても爽やかで素敵な方だな、と思いました。

萩原先生を心から慕っておられるご様子、おやりになっていることへの厚い信頼。心地よい「師弟関係」のようなものを感じたのです。

近くにいらっしゃる方にこうまで言わしめる。是非、萩原先生にお目にかかってみたい!そう思わずにはいられませんでした。

萩原先生のお仕事の領域は、一言で語りきれません。

◎社労士として企業の人事労務の顧問
◎社労士事務所向けの塾やコミュニティ運営
◎講演・セミナー等への登壇、メディア出演
◎ビジネス書の執筆(現在12冊出版)

などのこれまでの領域に加え、ここ何年かはグラデーションを帯びるように情報の届け先が変わって来ていらっしゃいます。

企業に向けたメッセージだけではなく、働く従業員側(個人)のワークリテラシーも上げていかないと、「幸せな働き方」は実現しない。だから、双方に中立な立場で、働くための知識・スキル・マインドを伝えることに取り組んでいこうと

◎特定非営利活動法人 労働契約エージェント協会
◎働き方デザインの学校

を立ち上げられ、20代・30代を中心とした若手ビジネスマンへの情報発信を始められました。それを可視化できるオフィシャルサイトをつくる、というのが今回のリブランディングの目指すところとなりました。

「働き方デザイン」とは?

萩原先生のお伝えになっているアプローチは「働き方の選択肢を自分の意思で選ぶ」ということではあるのですが、そのためにしっかりと社会環境や法規・労働契約の中身を知るべきだ、というスタンスが大きな特徴です。

それに加え「自分を知ること」

「社会」と「自分」を往復しながら選択肢があることに気づき、結果的に「働き方を選べる(デザインできる)人」が増えていく。

リブランディングにあたって萩原先生とたくさんのお話をさせていただきましたが、先生との打ち合わせの時間の時間は、私は自分の視界のスコープが広がるのを感じるのです。

「鳥の目」になっていく感覚、といったら伝わるかな。航空写真のように、視点が上がって広く見通せるような感覚がある。

これはおそらく先生が「自分」という個の声に耳をすますのと同時に、ぐーっとそれをひいていって社会全体の流れを見ておられるから。

ご一緒にお話をしている私の視界もそこに追従していったように思います。

言葉ひとつひとつはとても軽やか(飄々としておられる?)萩原先生、だけどその核となる熱源をご自身がしっかりとお分かりになっているからか一言一言が濃い。

そんなやり取りを繰り返しながらキーワードを見出していきました。

「人生を描く人」を可視化する

企画にあたって私は、萩原先生のおっしゃる「社会と自分を知って、人生を選べるようになる」という人物像を可視化できないか、と考えました。

その象徴は今は萩原先生として描いていくのですが、みんなが萩原先生「その人」を目指してほしいわけではないんですよね。人によって目指すところやありたい姿は違いますから「信奉」の感じにはしたくなかったのです。

本やセミナーを通して先生のお考えに触れ、学びを実践した結果として、業種・業界を問わず人生を伸びやかに描くことができる人が増えていく。

そういうムーブメントにつながる「種」を撒く展開にしたい。そう思った時に湧いてきた言葉がありました。

「Life grapher」人生を描く人。

社会と自分、その光と影を認め、自分の道を描いていく。描くからこそ、行動できる。

そういう世界観をイメージしました。

出来上がったパーソナルHPがこちらです

↓ ↓ ↓

萩原京ニパーソナルHP
https://kyojihagiawara.com/

コンセプトを見出すまでに、萩原先生にはたくさんのお話をお聞かせいただきました。学生時代のこと、好きな歌や言葉、ご趣味、仕事や人生の転機・・・

これだけのご実績を重ねておられる方ですし、きっととんとん拍子に階段を登ってこられたんだろうな、なんて初めにプロフィールを拝見したときは思っていたんですけど

そこには書かれていない凸凹もご経験もされて、その都度ご自身の生き方・働き方をデザインしてこられた方でいらっしゃいました。

今回のHPにはそういったバッググラウンドのご経験もまとめさせていただきました。その陰影も、これからのLife grapherたちの心に響くものがあると思ったから。

「過去はあまり振り返らないから」とおっしゃりながらもお話しくださった先生は、私にはとてもチャーミングに見えました。

ある日の打ち合わせ中、萩原先生が私にこんなことをおっしゃたんです。とても印象に残っているので、最後にご紹介させてください。

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「今までは、車を運転していたら、高速道路に乗って制限速度いっぱいでまっすぐ走るのがいい、というのが世間に流れる価値観だったように思うんです。けれど本当にそうなのか、って考えたことあります?

下道に降りて、美味そうなラーメン屋さんを見つけて立ち寄ったり、遅いスピードだからこそ見える景色を楽しみたいって人だっている。

それを自分で選べるようになろうよ、ってことなんです」

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これはなかなかパンチがありました。

「描いて、選ぶ」か。

私自身はLife grapherになれているだろうか、なんて。ふと自分に問いたくなりました。


【 STAFF 】
Brand produce:大磯爵歌
Design:神谷和宏(SOLA Graphics)
Photo / styling / hairmake:中村かなこ

萩原京ニ最新作(2022.7月発売)

お金も時間も搾取されない働き方
日経BP 日本経済新聞出版

月に12冊目となる本をご出版された萩原先生。「労働IQ(働き方偏差値)」と「労働EQ(働き方デザイン)」という指標を通して、働き方デザインを学ぶことができます。

冒頭にはLife grapherのコンセプトメッセージがそのまんま引用されています。

今後は学校や教育機関などでもこちらの本を基点とした授業・講演等も構想しておられるのだとか。今後の展開を私もとても楽しみにしています。