言育サロン

あらあらあらあら、の極意 〜言育サロン6月開催レポート〜

(記事:Vision Bridge事務局 白河晃子)

梅雨を迎えていますが、時々の晴れ間(というより夏のような日差し)に、早くも次の季節を感じるこの頃です。

先日6月の言育サロンが開催されました。

今月のテーマは

「あらあらあらあら、の極意」

1983年にNHKで放映されたアニメ「スプーンおばさん」ご存知でしょうか?いま40歳以上の方は何となく名前は聞いたことがあるのではないかと思います。

「あらあらあらあら」は、アニメの主人公・スプーンおばさんの口癖です。

ひょんなことから最近このアニメを目にした大磯さんが、おばさんのキャラクターや言動そして物語の展開に着想を得て、今月のサロンを企画しました。

困ったこと、ざわざわすること、怒りたくなる出来事に対して、あえて「あらあら」と切り返してみたり、自分をジオラマの登場人物のように引いて見てみると、どうだろう?

そんなことをサロンの皆さんと考えていく時間になりました。

いくつかの問いのなかで「最近苛立ったこと、悲しかったこと」をあげて、そのエピソードを事実とそれ以外(感情、憶測、思い込み etc …)に切り分けて考える、というワークを行いました。

すると、自ずとその出来事から距離ができ、次のような発見があったようです。

・自分の本音が見えてくる
 (認めてほしい、褒めてほしい、大切にしてほしい)
・妄想だらけだったことに気づく
・人が滑稽に見えてくる
・人が愛しく思えてくる
・相手の気持ちを想像する余裕ができる

「なーんだ、苛立つようなことじゃなかったかも」結果的にそんな気持ちになったかもしれません。
いつもこんな風に構えていられたら平和だなと思いました。

とはいえネガティブな出来事が起きた時、とっさに相手を責めたり、攻撃的な姿勢になってしまうことはよくあることだと思います。

そんな時の魔法の言葉が、スプーンおばさんの「あらあらあらあら」なのではないでしょうか。
 

 
一呼吸おいて、目の前の出来事をそのまま見てみる。
責めるでも原因を探すでもなく「じゃあどうする?」と事を前に進めていく。
結果的に良いところに着地する。

なんて見事な「処世術」でしょう!

みながこんな風に力を抜いて生きていられたら、争いごとは随分と少なくなっていくに違いありません。

私たちも、スプーンおばさんのように・・・と、今すぐにはいかないかも知れませんが、歳を重ねていく中で、そのあり方に学んでいくところは多いように思います。

スプーンおばさんのアニメはYoutubeなどでいくつか上がっているようなので、気になる方は是非ご覧になってみてください。

次回の言育サロンは7月。
夏休みが近づき、気持ちがソワソワしてくる時期かもしれません。

賑やかな夏を迎える前に、皆さまとゆったりとした時間が持てることを楽しみにしております!

 

言育サロンは毎月一つのテーマをに沿って、言葉や心の動きについて深く探求する場でです。

言育サロン他 Vision Bridgeの活動はメルマガでお届けしています。