MONOLOGUE
2021年12月30日
感謝、そしてその先の私へ。
私は、今日が仕事納めです。今年最後の打ち合わせを終えて、とても清々しい気持ち。
なかなかにリズムよき打ち合わせになりまして来年に向かう軽やかな流れを感じています。
手帳を見返すと、今年は仕事納めが去年より1日遅かったようなんです。
忙しかった、とか、仕事を終えられなかった、とかではなくてね。完全に私の気持ちの変化がそうさせた。
今年は「ここまでにかっちり終えよう」というのを設けなくていいかな。流れに任せていいかな。
そんな感じだったんですよね。
独立したから、というのもあるのかな。今年はこれまでにも増して、仕事と暮らしの境界線が、
シームレスになった一年でしたね。
そしてそれが、非常に心地いい。
![](https://vision-bridge.jp/wp-content/uploads/2021/10/B4B16742-F664-4146-92BA-5002CC13107D-800x533.jpeg)
会社員のころ、特にVISION BRIGEの活動を始める前は「仕事と暮らしを分ける!」って、頑なにやってたわけですよ。
ここまでが仕事、
ここまでが暮らし、
と、かっちり分けるのがカッコよくてそれが「できる女」って思ってたんですけど、私は一体、
何になりたかったんでしょうね笑
今は、違う。
だって私という一人の人間が、人生を営んでいくその中には、いろんな時間が交差しているわけで。
そこには衣食住のための時間はもちろんのこと、
子どもと向き合う時間、
好きな本を読んだり街を歩いたり、
大好きな人に想いを馳せたりする大切な時間があり
それと同じくらい大切な時間として、求めていただける仕事をする時間がある。
その中で言葉を紡いだり、話したり、組み立てたりしているわけですが、
それら全ての時間は切っても切り離せない、と思うようになりました。
一見して、
「仕事のこと」
「暮らしのこと」
バラバラに取り組んでいるようでいて、
私という一人の人間がやる以上、それぞれの時間で感じたものが折り重なり、それによって唯一無二の仕事ができる。
まさにそれを実感した1年でしたし、そうやって生み出したものがたまらなく愛おしく感じるようになりました。
![](https://vision-bridge.jp/wp-content/uploads/2021/10/100589BA-F865-4466-A94A-812E4A770257-800x601.jpeg)
明確に線が引かれていた境界が、グラデーションになっている。
そう感じているのは、きっと私だけではないと思うんです。
それはお客様方と話している中でそう思うのですが、たとえば私のところに、「ビジネスコンセプトを作りたい」とお越しくださった方とお話している時に。
よくよく話をお聞きしてみると、作りたいのはいわゆるビジネスのコンセプトではない、という方が増えているんですよね。
仕事・暮らし。
つくりたい未来・社会への提案。
要はそれらをひっくるめて、生き方そのものを表現し、そこに共感してくださる方と丁寧につながりあっていきたいから、コンセプトをつくるのを手伝って欲しい。
まさに、「パーソナルコンセプト」というのかな。
そういうものを求められることが増えていて、それがめちゃくちゃ面白いのです。
ご依頼くださった方の人生に没入し、追体験するようにして、言葉を紡ぎ出していく。
もう夢中になっちゃいますね笑
広告業界にいた人が、こんなこと言ったら本末転倒かもですが、
もはやマーケティング視点からの「ビジネスコンセプト」はナンセンスな時代になってきていると
思うんですよね。
そういうものを受け取る側がすでにそこに飽きてしまっている、というのかな。
フレームのなかで考えたことが見え隠れする戦略、
差別性とか、
ポジショニングとか、
セオリーとかは見透かされていて、
それよりも、心の底から痛烈に取り組みたいと願う何かをありありと見せられた時に、人は心を動かされるに違いない!
と思うからこそ、私はそういうアプローチを言葉と表現の両面からサポートする、自分でありたいんですよね。
ご依頼くださった方の心のどまんなかにあるものをそのまま表現する、
そのために私自身も、もっと自分の感性をひらき、言葉にする力を育みたいな。
![](https://vision-bridge.jp/wp-content/uploads/2021/10/B7E4944E-6A5F-45D7-BF4A-8705E30E3D90-800x601.jpeg)
そう思った時に、やっぱりね、その過程を共有できるお仲間がいてくださったら面白いな、と思うのです。
一人で研く感性は限界がある。
他者の感じたこと、気づき、そういうものに共感・共振するからこそ言葉はいっそう研かれ、自分という人間性が育まれていく。
そんなふうに考えて、場をつくろう、と決意しました。
年明けから開催の年間企画「言育サロン」がまさにそんな場になっていきます。
月に一度のオンラインミーティングで、私が見たもの、聞いたこと、感じたこと、経験してきたことを
シェアさせていただきながら、
私のナビゲーションのもとでそれぞれが内観を深め、アウトプットしあうイメージ。
それによって、ご参加くださった方の言葉が育まれ、私自身もそこで自分の言葉を育みながら、
一朝一夕にはいかない、「自分という人間を育てる」ということをご一緒に取り組んでいきたいと思っています。
年間企画「言育サロン」
-言葉を育み、自分の人生に夢中になる!-
先行案内はこちらより
↓↓↓
![](https://vision-bridge.jp/wp-content/uploads/2022/02/kotoikusaronbanner-800x450.jpg)
言葉は、人を驚くほど成長させます。
地味だけど、
本当に人に伝わる何かをなしえるには、
本当に誰かのお役にたっていくには、
そこに腰を据えて取り組むしかない。
ここでは私が考えていることの何もかもを惜しみなくシェアしていきます。
ときどきね、
大磯の仕事の仕方そのものに興味がある。
どうやったらそういう視点になるの?
一緒に仕事をしたい。
なんておっしゃってくださる方もいらっしゃるのですが、そういう方も是非お越しいただきたいな^^
もうまるっと、ワンチームな感じで、出していこうと思っていますから。
1月には、この「言育サロン」を単発で体験できる無料の場も用意します。
これもまた、今までやったことがないようなめちゃくちゃスペシャルな企画を考えていますので!!
私ならでは、というところで、ある広告コミュニケーションをテーマにしながら、自己対話を促せる企画を考えています。
もうね、この体験会だけでも、間違いなく面白いと思う!!
体験会のご案内は、以下の先行案内にご登録いただいた方に、
お届けしていきますね。
ーーーー
年間企画「言育サロン」
-言葉を育み、自分の人生に夢中になる!-
↓↓↓
先行案内はこちらより
ーーーー
想いが溢れて、長くなってしまいましたね^^;
私の綴る言葉を1年間お楽しみくださり、本当にありがとうございました。
また来年も心を込めて、この場に向き合ってまいります。
本年も大変お世話になりました。
よいお年を、お迎えくださいませ。