WORKS

田崎由美様|パーソナルHPプロデュース

田崎由美さん、新HPの舞台裏

秋も深まる、心地よい季節。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

さてさて。今日は大切なお客様のHPがローンチいたしましたので、そのお取り組みをご紹介させてくださいね。

お客様は、田崎由美さん。

一般社団法人マザーズスマイルアンバサダー協会の代表理事理事を務められるほか、プロコーチとして10年以上のキャリアをお持ちのお方です。

協会が提供されていらっしゃる子育てコミュニケーションの講座は、3,500名の受講者がいるほどの大所帯となっていらっしゃるのですが、

その由美さんが協会の活動とは別に、「パーソナルHPを持ちたい」とご相談にお越しくださったのは、5月のこと。

起業して10年、個人のHPは持たずにご縁でお仕事を広げてきたけれど、最近ではそのご依頼も多岐にわたるように。

協会の評判を聞きつけた方から講演や取材の依頼も増えてきたし、企業様、経営者様へのコミュニケーション研修やコーチングもご依頼が増えつつあって、

そろそろ次の10年を見据えた動きをしていきたいの。


ということで、プロジェクトがキックオフしました。

私の解説のまえにまずは!渾身の作品を、是非見ていただけたらと思います↓

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田崎由美 パーソナルHP
https://yumitazaki.com/

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私は今回、由美さんがVISION BRIDGEにこうしてご期待をお寄せくださったことが、なによりうれしかったんです。

由美さんとはある学びの場で出会い、その後も折に触れて交流をさせていただいておりました。

由美さんの太陽みたいな笑顔にいつも元気をいただいていましたし、

メッセージのやりとりのなかにも相手を敬愛する、存在を大切に扱うような柔らかい物腰の中に芯の通った意思みたいなものを感じてね。

なんて素敵な方なんだろう、とずっと思っていたわけです。

そんな由美さんからのオファーということで、それはもうね、気合がはいるってもんです。

必ずや、いいものを納品して、由美さんのお力になるんだ!とワクワク向き合わせていただきました。

コンセプトの核は、どこにある?

コンセプトを見出すべく2ヶ月ほどかけて、由美さんの半生をお聴きしていきましたが、その中で、感じたことがあったんです。

それは、由美さんが一貫して、「育てる」ということに取り組んでこられた、というところ。

マザーズスマイルアンバサダー協会理事。3500名以上の受講生の方がいらっしゃる。というと当然、

・子育てのプロ
・子どもに関わる人を育てる

という活動が表立って見えてくる。

だけど、お話をお聴きしていくと、由美さんが「育てる」ということに取り組んでこられたのは、代表理事を務められるその前からずっと、だったんです。

ファーストキャリアであられる日産のショールームでPR業務のマネジメントをなさっていた頃のこと。

入れ替わりの激しいスタッフの方々を指導・育成してサービスの質を保つために、奮闘していた、とか。

その後、子育てに集中しようとするも、息子さんが小さい時に大病を経験され、その看病を通して「自分を育てる」ことに否が応でも向き合わされた、とか。

マザーズスマイルアンバサダー協会が軌道に乗ってからは、経営者さんのコーチングや企業様の人材育成をサポートする仕事も増え、

そう、「育てる」というキーワードは、

協会の代表理事就任とともにはじまったものではなく、長きにわたり由美さんがまっすぐに取り組んでこられたものなんだ、と気がついたとき。

子育ての文脈だけではない形で、「育てる」をコンセプトのどまんなかに堂々と据えていきたいな、と思いました。

キャッチコピーは、かなり直球。

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自分を育てる。
笑顔が生まれる。

Yumi Tazaki Coaching Office

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由美さんがつくる、自分を育てる場。ここで由美さんと関わり、対話するなかで、生まれる笑顔。

その笑顔が、自分の周りの人も笑顔にする。

そういう感覚を、そのまま表現したいと思いました。

 

デザインのヒントは、娘さんの一言

デザインの切り口は、実は打ち合わせの雑談の中で、由美さんがお話しくださった高校生の娘さんのお言葉がヒントになっています。

きっとママは、いつまでもそうやって、人と関わって、人の話を聞いて、その人を元気にしていくんだろうね。

おばあちゃんになっても、やってるだろうなって、想像できちゃう。

ゆみ庵、とか言ってさ、やってそう。

娘さんが見ておられるその景色がね、とっても素敵だなって思ったのと同時に、そこに由美さんがいらっしゃるのが私はありありと想像できたんです。

自分を整えたい人、自分を育てたい人が、由美さんのところに集まってきて、そこで話をして、笑顔になって、それぞれの仕事や暮らしに帰っていく。

それをビジュアルとして表現したい。
「ゆみ庵」を可視化する、

そんなイメージで、作り込んでいきました。

キービジュアルでは、水の波紋のような流れであったり、光の粒みたいなものを表現しながら、慈しみ溢れるその空間で、自分が整っていく様子を表現しました。

デザイナーの神谷和宏さんが、この感覚を繊細に汲み取ってくださり、HPデザインへと落としてくださった。

同時に今回はクリエイティブに八戸桃さんにも加わっていただき、各種SNSの顔作りにも取り組みました。

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田崎由美 パーソナルHP
https://yumitazaki.com/

Facebook:
https://www.facebook.com/yumi.tazaki.7

各種SNSリンク:
https://lit.link/yumitazaki

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これは、VISION BRIDGEとしても初の取り組みだったのですが、クリエイターお二人の視点の掛け合わせで発想力が増幅するのを感じました。

このスタッフィングを由美さんがご快諾くださったからこそチャレンジできたことなのですが、

由美さんの頭の中には、VISION BRIDGEという私の活動をも「育てる」視点も持ってくださっていたように感じていて。

改めて、感謝しかありません。

 

活動に隠れた、共通項を探す!

由美さんとのお取り組みを通じて、改めて痛感したことがあります。

実績が多岐にわたっている、やっていることが手広くなりすぎて、これ!と表現しにくくなっている。

そう感じられるということは、もしかしたらそれは、「そろそろ次のステージに進もう」というサインなのかもな、と。

一見してバラバラに見える活動も、同じ人間がやる以上は何かしら共通するものがあるはずで、その核とも言えるものを見出した上でここからの取り組みの取捨選択を考える。

HP制作って否が応でも棚卸しの時間を作っていくことになるから、きっとそのプロセスにも大きな価値があるのだと私は思います。

由美さんとこれから共に歩んでいくHPをご一緒に作らせていただけて幸せでした。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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Brand Producer:大磯爵歌
Creative Director, HP Design:神谷和宏
SNS Tool Design:八戸桃
Photographer:斉藤有美

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