WORKS

みつはしあきこ様|事業ブランディング

しっくりこない、から始まったリニューアル

昨年秋のこと。ライフコーチのみつはしあきこさんから、ご連絡をいただきました。

起業初期に作ったHPが、今しっくりこなくなっていて。

取り組んでいることも増えているし、それをちゃんと伝えたいの。

でも、まとめるのも、
見せ方を考えるのも得意じゃなくて、手伝ってもらえないかな?

彼女との出会いは2年前。私がコーチングを学んでいた時のスクールの先輩で、ご自身の想いをまっすぐに綴られる姿、お人柄にとても憧れていました。

その彼女からのご依頼を大切に受けとり、「みつはしあきこHPリニューアルプロジェクト」がキックオフ。

そして先日、半年間の制作期間を経てHPがリリースされました。

みつはしあきこHPはこちらより!
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事業の棚卸しから、根っこをさぐる

制作にあたってまず取り組ませていただいたのは、いわゆる「事業の棚卸し作業」です。

・サービス概要は?
・サービスドメインごとの売上構成と顧客層は?
・価格や提供方法は?

といった事実ベースの確認はもちろんなのですが、私が大事にさせていただいたのは、やっぱり事業の根っこにある「熱い想い」の部分。

みつはしさんの起業の背景、歴史、お客様とのエピソード、描いている未来、妄想?もお聴きしながら、大切にしていることを引き出していきます。

好きな歌、グッとくるフレーズ、お客様との日々の向き合いの中で感じたことなんかを密にシェアしていただきながら、

ご本人と、HPを目にする方のスイートスポットを探っていく感覚。

そして、

◎サービスは体系立てて、誰にでもわかるように構成する。
◎想いをコンセプト化し、共感性を高める。
◎言葉の選び方、デザインのトーン&マナー、写真の撮り方をディレクションする。

という動き方をさせていただきました。

「少し先の未来」を見える化する

今回、一番意識したのは、あくまでも実績をベースに、「少し先の未来」を見える化することです。

これまでメインとされてきた個人のお客様はもちろんのこと、今後は行政・教育に携わる方々や、お子さまへのサービス提供にもさらに注力していきたい。

それは、「誰もが良質なコミュニケーションに触れられる環境をつくり、誰も取り残さない社会をつくりたい」というビジョンからなのですが、

そのためには、公的機関からHPを見たときの信頼感をどう作っていくか、というところが肝になると思いました。

ご担当者ご本人だけではなく、組織内で上申されたときの印象は、公的機関のご縁を作るうえで必須。

なので、デザイン、キービジュアルのイメージは、みつはしさんのコーチとしての暖かさや柔らかさはそのままに、だけど実績ある事業主としての佇まいを大切にしました。

このどまんなかを作るのは案外難しいところなのですが、そこをしっかりと言葉にして、デザイナーの梶谷さん、フォトグラファーのひやむたさんへと架橋することで、お二人がしっかりとカタチにしてくださった。

梶谷さん、ひやむたさんのプロフェッショナルなものづくりには、本当に毎回感動!!感謝!!しかないのですが、

こうしてお互いに妥協せずに意見を交わしながら、イメージを研ぎ澄ましていけるからこそ、「そう、これこれ!」という「らしさ」が創れるのだと信じています。

未来に向けて、行動が加速する!

HPの制作の過程では、日常的なサービス提供と並行で、

◎なぜ、これをやるのか。
◎誰に、何を手渡したいのか。
◎やるべきことの優先順位。

に否が応でも向き合うことになります。

そして、制作物のチェックのたびに未来が「見える化」されていくので、自然と気持ちや行動が描いている方向に向かっていきます。

溢れる想いを等身大に綴るみつはしさんの普段の発信が、未来がハラオチしてさらに力強くなっていく。

そして、行動は加速し、制作期間中にも良いお話が続々と舞い込んでこられる、その様は圧巻!としかいいようがありませんでした。

私は制作に共に携わるものとしてそれを目の当たりにさせていただき、「HPをつくる=未来に向き合う」というもうひとつの意味を体感させていただいたように思います。

このHPが、右腕になる!

今回HP制作を通じて、みつはしさんの事業を共に描かせていただき、私自身もたくさんのことを学ばせていただきました。

ご自身が「これだ!」と納得できるビジネスツールを持つことは自信にもつながりますし、毎回資料をカスタマイズするのではなく、「ここを見てください!」と胸を張ってご案内できるものがあると何よりビジネスの効率が上がる。

その両輪で、おのずと行動は加速すると思うのです。

尊敬するみつはしさんの「届けたい想い」を、必要としている方に伝えるお手伝いをさせていただけたことが心からありがたく、

今後もそのご活躍を引き続き応援させていただきたいと考えております。

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Brand Producer:大磯爵歌
HP Design:FEEL DESIGN
Photographer:ひやむたなおこ

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