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Lulu Spaces様|コーポレートブランディング

この度、著者・婚活カウンセラーの伊藤友美さんが代表を努める、株式会社Lulu spaces様のHPが公開しました。

Vision Bridgeでは、ロゴデザイン・HP制作・名刺制作に至るまで、トータルでブランディングを担わせていただきましたので、その舞台裏も交えながら本コラムでお取り組みをご紹介させていただきます。

友美さんはご自身の婚活のご経験とそこを起点とする人生の転換を、オリジナルのメソッドにし、「アラフォーからの婚活」を支援されています。

現在は、

・婚活塾
・結婚相談所
・婚活コンサル養成講座

の3つの事業を柱とされていて、7年間での延べ支援人数は1200名にも及ぶ、まさに婚活のプロでいらっしゃいます。

私も今回のお取り組みを通して婚活市場に関して学ばせていただいたのですが、大人世代の婚活は、20代のそれとは異なっていて、なかなか活動がしにくくなる、ものなのだそうです。

勇気を出して結婚相談所に行ったら、やんわりと登録を断られたり、条件を下げるようにアドバイスされたり。

とても悲しい思いをして、

「もう歳だから」
「理想の人に出会えないなら、一人でいい」
「条件を下げないと、ダメなんでしょ?」

と諦めかけている人もいるけれど、実際にはとても素敵な方ばかり。

そういう方々を少しでも減らしたいという想いをお持ちで、

ブランディングを推進したい。
それを体現するHPを作りたい。

とVision Bridgeにご相談くださりました。

まずは先に、完成したHPを見ていただきたいな。
ひもときは、そのあとで^^

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株式会社Lulu Spaces
オフィシャルHP
↓ ↓
https://luluspaces.jp

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法人登記、することにしました!

実はプロジェクトがキックオフしたタイミングでは、法人登記のご予定はありませんでした。

これまでの婚活塾に加えて、

◎卒業生に直接お相手をご紹介できたら、もっとお役にたてるのではないか
◎婚活で悩む大人女性を減らしたいなら、そこまで関わっていくチャレンジをするべきではないか

という想いから「結婚相談所」の事業を開始する。ならばこれを機会にHPもつくろうか、というニュアンスだったんです。

ですがお取り組みを初めて半月ほど経ったころでしょうか。

「結婚相談所を立ち上げるとなると、ビジネスはもっと大きくなっていくし、そこでの信頼感と安心感を構築するために、法人化することにします!」

とご連絡いただいたときは、そのスピード感と迷いのなさに驚きました。

悲しい想いをするアラフォー婚活女性を減らしたい。
そのためにやれることは全部やる。

そんな意気込みを改めて見せていただいた瞬間でした。

そんなことから、コーポレートロゴをはじめとして、展開する事業が一覧化できるHPを、ご一緒につくっていく運びとなりました。

会社名、どうしよう?

会社名に悩んでいらした友美さんと、ブレストをさせていただいたときのこと。

最初は誰がみてもわかりやすい名前がいいのかな、なんておっしゃっていらしたんです。

たとえば、
「○○マリッジアカデミー」
「○○結婚相談所」
みたいに、何をやっているのか、会社名を見ただけでわかる方がいいのかな、と。

ですが、どうも友美さんのお話しになるそのご様子が、言葉が弾まないというか、しっくりきていないというか、そんな印象が見てとれたので、これまで個人事業でお使いになっていらした屋号をお聞きしてみたんです。

それが「Lulu Spaces」

もともとは婚活ではなく、ライフカウンセリングで起業した友美さんが、今に至るまでお使いになっていた屋号が「Lulu Spaces」で、表に出ることは少なかったそうですが、とても大切に使っていらしたことが、お話をお聞きする中でわかってきたんです。

≪愛と調和≫を意味する画数であること。

そしてその背景には、

◎自分で自分を幸せにできる女性を増やしたい。
◎人生はいくらでも自分でクリエイトしていけるよ。

そんなメッセージが込められているそうで、そのお話を聞けば聞くほど、婚活はあくまでもその手段の一つで、友美さんが描いていらっしゃるビジョンは起業当初から変わらない。

そう感じたので「Lulu Spaces」という屋号を、そのまま法人名にしてもよいのでは?とお話ししました。

友美さんのお顔がぱあっと輝かれた、私はそれが忘れられません。

肩書き、屋号、法人名。

わかりやすい方がいいかなとか、第三者に伝わるかなとか、迷うところではあると思うのです。

だけど、私はそこで大事にしたいのは、「他者がどういう印象を抱くか」以上に「自分がどれだけしっくりきているか」だと思っています。

一番ご自身が口にする言葉になりますし、それを唱えるたびに、そうそう、それそれ、と心に火が灯るものであってほしい。

法人名の意味を聞かれたときに、自分の言葉で背景を伝えられるものであってほしい。

それを繰り返しながら行動をして、事業共に育てていく「名前」だと思うので、私はお客様に聞かれた時は、なによりも自分のしっくり感を大事にするようお伝えしています。

それが何を意味するのかを、繰り返しご自身で言葉にしながら、浸透させていくもの、だと私は思うのです。

HPのデザインの核は?

デザインの根底にあるのは、友美さんのご著書、なのです。

「私が伝えたいメソッドの核は、全てこの本に詰め込んでいて、ひとつの集大成だと思っています」

と友美さんが、胸を張っておっしゃったのをお聞きしたときに、婚活塾の象徴とも言えるご著書を、大切に扱いたいと改めて思いましたし、HPもご著書と近しい印象を感じ取っていただけるものにするべきだ、と強く思いました。

婚活、という業界の特性上、色味としてはピンクが多用されがちですがこの本はそうではなくグリーンが基調。

南天のあしらいやポイントのピンクも効いて、ご自身のこれからをしっかりと考えて行動できる大人の女性の凛とした佇まいを感じるので、その本のイメージを踏襲しながら、それをデジタルで表現するなら?という発想で展開していきました。

ロゴは、愛と調和をイメージさせる、伸びやかな広がりを表現しています。

もう一度、サイトのURLをご紹介しますね。

ご著書の印象と合わせて、お目通しいただけますと幸いです。

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株式会社Lulu Spaces
オフィシャルHP
↓ ↓
https://luluspaces.jp

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広告クリエイティブの着地において

◎事業主様が何を一番大事にしているのか。
◎それをどうすれば初めて見た方にも感じ取っていただけるのか。

を両輪で汲み取っていくところは非常にこだわるところですが、今回の場合は、婚活を通じて、理想の結婚を叶えた女性たちが、そこを起点に、自分の人生をクリエイトする生き方に気づき実践していく。

そんな未来を、そのまんまイメージしながら制作に携わらせていただきました。

こうして心を入れて仕事をさせていただくご縁に恵まれたことに、改めて感謝し、結びとさせていただきます。

この舞台裏のご紹介が一部でも、皆様のブランディングのヒントになれば、とてもうれしく思います。

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Brand produce:大磯爵歌
Design:神谷和宏(SOLA Graphics)

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