MONOLOGUE
2021年7月18日
Team VISION BRIDGEの心意気
コンディションをいい状態に保つ
夏ですね!!
このカラッとした空気と、真っ青な空がね、私はやっぱり大好きで。なんでしょうね、この軽さ。ただただワクワクしてしまう!!
皆さんもきっと、よき週末をお過ごしだったことと思います。
さてさて、先日のこと。私は逗子へと足を運んできました。
いつも一緒に動いているデザイナー夫妻のお宅に、打ち合わせ兼ねてお邪魔したんです。
仕事をするようになって1年半ほど経つけれど、いつも事務所で打ち合わせしてたから、ご自宅に伺うのは初めて。
「このところ忙しそうだから、ウチではリラックスしてくださいー」と一軒家のウッドデッキにハンモックなんて吊るしてくれちゃって。
夏野菜たっぷりの手料理と冷たいビールで迎えてくださった。
嫌味なくお掃除が行き届いた空間も、私が着く時間に合わせて炊いてくれたというセージの跡も。
家全体から、さりげない「ようこそ」が伝わってきて、こういうお二人と仕事ができるってなんて幸せなんだろう、と思いました。
彼らに言わせるとね、「暮らしが一番、仕事はそのあと」なんですって。
これ、出会った頃から言われていて、最初は結構キョトンだった私だけど、最近その意味が少しずつわかってきた。
暮らすっていう日々の営みを通して、自分のコンディションをいい状態に保つ。
すると当たり前に、いいものがつくれて、いいお客様が循環していく。
超抽象度高いのですが、なんとなく体感値として最近それを感じつつあって、そんなこともね、お二人から学ばせてもらっています。
ご提供したいのは、「経験そのもの」
ビールをいただきながらああでもない、こうでもないと、話していたのだけど。そのなかで、はっとさせられることがあったんです。
クリエイティブを通してできること、私たちが提供しているものって、なんだろうね。という雑談をするなかで、ほろよいのなか出てきた答え。
やっぱりね、最終的にご提供したいのは、「経験そのもの」でありたいよね、と。
お客様が自分の頭のなかで、おぼろげに考えていたもの、それをどうやって言葉にして、どういうデザインで表現すれば、必要としている人に淀みなく届くのか。
その接点をクリエイティブを通して生み出していく。
それによってお客様がまだ見ぬお客様と出会うという、そこまで含めた全プロセスを「経験そのもの」として手渡したいよね、と。
それくらい一案件一案件、真摯にお客様の事業と向き合っていくこと。
そして私たち自身もやり続ける中で進化していくというか、可能性を広げていくというか、そういう期待感も作っていきたいよね、なんて話をしました。
その「経験そのもの」を受け取ってくださったお客様が、
いつかまたこのチームと仕事がしたい、
きっとまたいいお取り組みができるはず、
そう思ってもらえたら、最高じゃない?
なんて。
こういう根っこになれる話を肩の力を入れずに話せる場があって、本当にいいなぁと思いました。
チームで動く、ってこんなふうに活字にすると、すごく無機質なものに感じるけれど、
その本質はすごくシンプルで、人と人が関わり合ってともに何かを形にしていく、ということだから。
私はこういう目と目を合わせて話をする時間、手触りのある時間をやっぱり大事にしていきたいな。
それがよきものづくりには欠かせないと信じているところもあるし、私はこのチームの仕事や心意気をもっともっとみせていきたいなぁ、とも思いました。
うん、そんなこんなで。いい夏になりそうです。