MONOLOGUE
2019年9月21日
煩悩を、作業場に持ち込まない。
「煩悩を、作業場に持ち込まない」
ドキュメンタリー番組で、ある職人さんが語っていたこの言葉に、強く、強く共感しまして、最近のマイテーマになっています^^
自分の煩悩が、作り出すものにうつってしまい、質を落とすんだとか。
これって、私の仕事でも同じことが言えるな、と。

企画と、その推進を生業とすることを選び、ゼロからイチを生み出すこの仕事に、愛と誇りをもっているからこそ、企画作業中、打ち合わせ中には、モヤモヤを持ち込まない。
これは常日頃、意識していること。
目の前にある商品・サービスにキュッと集中して、アイデアを生み出す作業と時間をどれだけおもしろがれるか。
その純度によって、企画の質はずいぶん変わると思う。

昔、尊敬する上司が、
「広告の仕事は、おもしろきことのなき世をおもしろく」
だと言ったけれど、それをやるためには、企画をする本人やチームが、その作業を本気でおもしろがり、集中することが大切で、そのための環境と気持ちを自ら整えることが、結局のところ肝だな、と。
そういう意味では、私にとっては企画や打ち合わせの時間は、どこか神聖なもの、なのかも。
そのピリリとした緊張感が、やっぱりたまらん♡ですし、
同時に、「企画を生業にしてる」と、堂々と言える仲間と仕事ができる今が、最高に幸せだな、とも思うのです^^