講演・講座
2021年9月4日
過去という宝物を、コンセプトの土台にする!
秋のスペシャルセミナー
「言葉をつかってまだ見ぬ出会いをつくる方法」
いよいよ!秋のスペシャルセミナー「言葉をつかってまだ見ぬ出会いをつくる方法」が来週に迫りました!!
ご期待のお声も、たくさん受け取っております。ありがとうございます!
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言葉の持つ力は、ここ数年の私のテーマでした。セミナーとても楽しみにしています。
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ことばを大切にしている者として、勉強させてください。
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価値観や人間性が伝わる言葉を私も紡げるようになりたいです!
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あたたかい応援が、本当に励みになります。みなさんに喜んでいただけるよう、お役に立てるよう。気合入れてコンテンツをつくりますね!!
お客様の変化から学ぶこと
さて、今日は先日お取り組みを終えたお客様のことをお話させてください。
そのお客様は、デザイナーのてらだゆかこさん。
「直感で選ばれる世界観づくり」を軸に、個人起業家様のデザインサポートや撮影ディレクションをなさっています。
てらだゆかこさん Instagram
↓ ↓
https://www.instagram.com/yucaco_web/
彼女のインスタを見ると、「直感で選ばれる、世界観づくり」がなんとなくわかりますよね!
これだけの情報が溢れている今、そのなかでスクロールの手を止めるには、キラリとひかる何かが必要で、そのキラリがなにかを一緒に掘り下げアウトプットを考えてくださる。それがゆかこさん、って感じかな。
ゆかこさんは春夏で開講した講座「言葉で育むブランディング講座」を受講くださり、講座終了後も継続でお取り組みをさせていただいておりました。
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これまでは求められることに全力でお答えして、できることを積み上げてきたけれど、
そろそろ!その実績を見つめ直して、これ!といえるコンセプトを紡ぎ直したい!
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そうおっしゃって私のところに飛び込んできてくださったのですが、4ヶ月の関わりを経て、大きく変化していかれたので、それを私なりに言葉にさせてくださいね。
過去の出来事の、解釈が変わる
講座の中で取り組んだのは、まず「実績と経験の棚卸し」です。
自分の過去を見つめ直して、そこで起こった出来事を隠さず、かっこつけずに言葉にした上で、今の自分がやっていること、未来の自分がやっていきたいこと、を描いていく。
これって、ビジネスのコンセプトを作るのに必要なの?と思われるかもしれませんが、
個人事業主の方の場合は特に、人生と仕事が近いところにあることが多く、それらが密接に関わり合っているので、
私の講座では、「ビジネス / プライベート」を切り離さずに言葉にしてもらっています。
その人だからこそできること、パーソナリティーをビジネスに息づかせる、って、私はすごく大事だと思っています。
そこに取り組んでいただくなかで、ゆかこさんは最初は、なんとなく言葉にしにくそうだった。
というのもね、後になっておっしゃっていたのだけど、「自分の過去が嫌い」だったんですって。
若くして家業の骨董屋を継ぎ、見様見真似で立て直しをせねばならなかったこと。
それが落ち着いたとおもったら、子どものこと、体調面のことなど、なにかと苦労することも多くて。
今はデザイナーとしてやっているけれど、どこか大手で学んだわけでもなく、決して華々しい実績があるわけではない。
でも、そう言う気持ちを洗いざらい言葉にしていく過程で、彼女はふっと気づかれたのだそうです。
あれ?そうはいっても。
今、デザイナーとして仕事ができているのは自分に起こった全ての経験があるからかも、って。
骨董屋を建て直すのに、見様見真似でデザインを工夫し、店舗の内装を整えなおし、オンラインショップも立ち上げた。
出産後も苦労したけれど、なんとか道を見出して、前に進もうと奮闘してきた。
だからこその「今」。
そう考えると、自分に起こった「しんどかった」経験に、初めて感謝の気持ちが湧いてきて。
彼女はそこから、大きく変わっていきました。
ともと明るくてアネゴ肌なキャラクターでいらしたのですが、そこに穏やかさが宿るようになった。笑。自分を卑下する言葉を使わなくなったし、表情や言葉が柔らかくなっていったんです。
提供サービスが、明確に!
そんなふうに、少しずつご自身が変わり始めるのと同時に、これからやっていきたいことも言葉になっていったゆかこさん。
自信もないし、やれるかどうかもわからないけれど、なんとかかたちにしたいとがんばる人。
孤独の中で家業の立て直しに奮闘した、当時の自分のような人をデザイン面からサポートしたい!
大丈夫、
一緒にやろうよ!
一歩踏み出せるよ!
私も、できたから!
起業家さんのそばにいて、その人のキラリとひかるものを一緒に見つけて、磨いていく。新たな道を、一緒に作っていく。
デザインを通じて、そういうサポートができるようになりたい!これが、まさに、新たな彼女のコンセプト。
デザインができる人、表現を整えるだけの人、ならきっとたくさんいるんですよね。
だけど、そこに横並びに乗るのではなく、ゆかこさんにお願いしたい、と思うストーリーがそこにある。
そう考えると、どんな過去も、今につながる宝物だな、と私は思います^^
彼女がくださったメール。最後にご紹介させてくださいね。
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くらかさんがいろいろ考えてくださり本当にうれしいです。
これまで私はきちんと自分の肩書きもはっきり言えずコンセプトもキャッチコピーもぼんやりで、、、それが本当に嫌だったんです。
自信もなくて、何かになりたかったけれどなれなかった1年でした。それが今変わろうとしています。
過去も受け入れて、バーンと出していったら私。丸ごと自分を肯定できるかもしれませんね。
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彼女は、これからも大きく飛躍していかれることと思います。
お客様へのサポートの姿勢もデザインだけを提供するのではなくて、その背景にあるものをよく聴くようになった。講座や継続サポートでの私の立ち居振る舞いを参考にしてくださっている。
なんておっしゃってくださり、それもまたとってもうれしいです。
こうしてお客様の変化・成長をご一緒できることは何にも変えがたい喜びです。私の経験や培ってきたものをお手渡しする、講座という場を作ってよかった。
彼女をはじめとする受講生の皆さんの変化に対峙するなかで、改めてそう思っています。
来週のスペシャルセミナーも、皆さん大切な時間を使ってお越しいただけるわけですから。変化・成長のひとひらになる学びをお手渡しできるよう、精一杯取り組ませていただきますね。