ブランディング

大磯流!センスを育む、具体例を公開!

ご感想、いただいています!

前回コラム「センスを育む、その土台とは?」に、こんなご感想をお寄せいただきました。

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私の「センス」ってなんだろう?
と考え始めたら、ワクワクしました。

センスがある前提で考えてみると、
いろいろ浮かんできそうです。

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上司の方との会話から
ここまで掘り下げて考えておられる、
その視点がおもしろかったです。

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センスって機微だよなって思う。
どこまで細やかな人の感情や行動の変化に働きかけられるというか。

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まさに!皆さんがコメントくださったようなことがお伝えしたくて書いた記事です。感じとって、言葉にしてくださり、ありがとうございます!

こんなふうに、このコラムがきっかけとなり、皆様がご自身の考えを深めてくださっていることがなによりもうれしいです。

さて、今日は前回の続きから。
私が実践している「センスの育み方の具体例」をお届けできればと思います!

「経験値」を蓄積する!

「センスがある人」とは、

数値化できないもの、
たとえば場の空気や人間心理などを読み、よりよい状況をつくるための微調整ができる人。

と前回のコラムでも言葉にさせていただきましたが、これができるようになるためには正直一定ラインの「経験値」が必要だと私は思います。

成功も失敗も含めて多彩な経験値があるからこそ、今、どんな判断が必要なのか察知できるし、自身の行動を選ぶことができる。

センスがいい、と人に感じさせるアウトプットは、たくさんの経験の中から、ちょうどいい塩梅を選び、作りだされているのではないかな、と。

たとえば、私はこのところ「言葉を綴る」ということに関して、お褒めいただくことが増えていますが、これはもともと持っていた能力ではないし、何となく感覚でできるようになったわけでもない。

広告という仕事に携わる中で、すばらしいコピーライターのあっと言わせるような言葉選びを見たり、ブランドにとって、ふさわしい言葉、表現なのかを判断したり、

世の中にあふれる広告を、とにかくたくさん目にしたりしてきた、それらが知らず知らずのうちに、「経験値」として蓄積された結果、なのだと思っています。

逆に言うと、「経験値を蓄積すれば、おのずとセンスは育まれる。」といえるのかもしれませんね。

見ること、知ること、そして考えること。その経験値が、判断の基準となり、「センスのある」アウトプットを生み出す。

だから、まずは興味のある分野から、経験値を増やす行動に取り組んでみるのもおもしろいのではないかな、と思います。

おおもととなる情報に貪欲であれ。

もうひとつ。経験値に付随して大事なこと。

それはいい悪いのジャッジなく、「広く、フラットに、情報に向き合う」ということだと思っています。

私がVISION BRIDGEの代表でありながらも会社員を手放さずに持ち続けている理由のひとつもここ、だったりします。

企画センスを研ぎ澄まし、お得意先様、お客様のお役に立てる自分でありたい!と思ったときに、やっぱりね、企画のモトになる情報の面積を広げることは大事!

会社にいるからこそ知りえる情報、人との出会いがあるし、同時に、VISION BRIDGEを展開しているからこそ知りえる情報、人との出会いもある。

そして、この両方の世界を知り、感じているからこそカタチにできる企画、というのが必ずあると感じています。

たくさんの情報、人脈から、その時の案件にあったものを選び取って、掛け合わせ、オリジナルを生み出す。

そんな「センス」を磨くために自分のスタンスを広く取りたい、という意思で選んでいるのが今の働き方なのです。

これから、変わっていくかもしれないけれど笑

まずは大本となる情報の風呂敷を広げ、そこから上述の「経験値」によって、選び、掛け合わせ、生み出される。その絶妙なアウトプットを私自身も日々追求しているところです。

センスは、育むことができる!

大磯流のセンスを育む方法、いかがでしたか?

◎経験値を積むこと
◎おおもととなる情報に貪欲であること

すごくシンプル。たったこれだけ、なんです。

ご自身の「センス」を発揮できる領域に気が付いていらっしゃる方は、是非これらを意識しながらさらにさらに高めていけると楽しいですし、

なんとなくこの領域に興味あるな~
これは時間を忘れて取り組んじゃうな~

という何かがある方も是非。

その「センスの原石」を磨いていってほしいな、と思うのです。